まだまだ勉強中の身ですが

つい昨日までイケイケドンドンだったのが、今日という日が終わってみればこの惨状。株は恐ろしい。


一年前のちょうど今頃、社会勉強と小遣い稼ぎの為に始めた株取引。幾度となく暴落を見てきたけど、一瞬とはいえ日経平均マイナス700円超というのは、少なくとも俺の記憶にはありません。




どうもこんばんは、trattoriaです。


最近は春休みということもあって朝イチで気配を見るのが日課ですが、今朝は見てビックリ。どこを見てもストップ安で張り付き状態。中国・上海市場の全面安の煽りを受けて、世界同時株安が発生したようです。


日経平均の好調からきた反動もあるでしょう。日経平均18,000円超は2000年頃のITバブル全盛期の株価。加えて日興コーディの上場廃止ニュース。日興コーディで思い出されるのがイチローのCM。泣くコドラも黙り、飛ぶドラゴンをも落とす(!?)と言われた勢いも今は昔、完全に地に堕ちました。


そして個人投資家の狼狽売り。ここ一ヶ月の好調な上昇局面に乗り遅れまいと、最近は出来高を伴った上昇が続いてました。初心者向けの株の指南書には"出来高を伴った上昇局面は買い"とお約束のように書かれています。このために今日泣きを見た人も多いのではないでしょうか。


かく言う俺もこの一年は随分痛い目にあいました。


スッ高値を掴まされたこと
最安値でブン投げたこと
上昇局面で恐くなって早々に降りたこと
下落局面で損切りできずに傷口を広げたこと




もう数え切れません。思い出したくもない黒歴史www


それでもその失敗を糧に勉強して、今では自分なりの投資スタイルを確立しつつあります。トータルマイナスだった資金もトントンまで回復できました。今日の大暴落もこうして冷静に見れるのは、俺自身がノーポジションで蚊帳の外だった、というのもあります。


市場原理に基づいた投資法が有効であることは間違いありません。ただ俺が思うのは、市場を操作するのは結局は莫大な資金を持つ証券会社・機関投資家だということです。俺のような貧弱な個人投資家は、彼ら大仏(の仮面を被った悪魔w)の掌の上で踊る以外に道はありません。


個人投資家で利益を上げる人は、いかに上手く彼らの掌の上で踊るかを考える人でしょう。いくら業績が良くテクニカル的に買い局面でも、彼らが大量に売りにかかれば貧弱な個人投資家の買い板なぞ風前の灯、津波を手で防ぐも同然です。


株はみんながみんなハッピーになることはありません。誰かが得をすれば、必ず誰かが損をする。よく例えられるのがババ抜き。株は無数の人とババ抜きをやってるようなもんです。株を始めた頃の俺は、そのババ抜きで人よりも早くあがることばかりを考えてました。


でもこの一年で痛い目を見て、それで考え直したんですね。早くあがろうとするのではなく、なるべくババが回ってこない方法、または(言い方がえげつないですが)ババを拾ったらすぐに他人に引かせる方法。今はこの考えを軸に取引をしています。




今日は朝一で全力買いの注文を出して外出。帰宅後に見たら全て約定。手元の資金は全て株になりました。


安値で上手く拾えたので含み益はありますが、正直言って全く安心していません。普通に考えれば一旦は値を戻すでしょうが、今日は大口の金融機関の目立った動きは無かったぽい。つまり、明日以降にさらにもう一段浴びせ売りを仕掛けて再び暴落を引き起こし、個人投資家パニック売りを狙って安値で買い戻すことも充分考えられます。




大仏の掌で踊るというのは、つまりはそういうこと。




怪しくなったら欲をかかずに素直に利確してノーポジションに戻します。相場から目が話せない日が続きそう。。。ま、春休みだからいいんだけどねw




現在の持ち株は以下の通り


今晩はこんなとこで。


では、またノシ