映像制作集団

どうもこんばんは、trattoriaです。


実は今、大学は学祭中です。てな訳で今日明日は休講なんすよね。教職課程は土曜日も一コマからだから、久々にゆっくりできる週末。


ぶっちゃけ、ウチの学祭は盛り上がらないんすよねー。つーか身内でだけで盛り上がってる感じ。早稲田・慶応みたく有名人は誰も来ないし、キャンパス自体狭いから、店も満足に並べられない。。。同じ沿線では近くに上智があるんですが、めがっさ羨ましいです。。。四ッ谷という超都心でありながらあの広大な緑に囲まれたキャンパス。しかも運動場付き。


同じ私立でありながらこの差はいったいどこから出てくるんでしょうか。。。ま、うちは私立としては学費が安いってのが特徴なんで、親孝行してるといえば言えなくもないですがね(笑。


さて、今夜のオタネタはお気に入りの映像作家について。


新海誠
RMG
Mju:z


エロゲ経験者であればどれかは耳にしたことがあると思います。俺が今注目しているムービー制作集団TOP3。新海氏は個人ですが。。。


新海誠氏は先日書いた「ef -a fairy tale of the two」でも触れました。でもエロゲOP制作が本業じゃないんすよね。ま、有名になるきっかけの一つに「Wind -a breath of heart」があるのは間違いありませんが。俺が彼を知ったのもこのゲームでしたし。


映画館に足を運ぶまではいきませんが雲のむこう、約束の場所のDVDは持ってます。これ、永久保存版ですよ、ガチで。
http://www.kumonomukou.com/


話が前後しますが、これは新海氏初の長編映画です。しかし、とてもそれを感じさせないクオリティ。描画のタッチが似ているせいかこの映画はジブリとよく比較されます。


ジブリの素晴らしさは説明するまでもないでしょう。子供から大人まで全ての年代に受け入れられる懐の深さ。ナウシカラピュタ・トトロ・魔女宅などいずれもラストシーンは涙なしには語れません。


そしてそれを演出しているのは間違いなく映像と音楽の一体感宮崎駿監督と音楽家久石譲のコラボレートです。ナウシカラピュタのOPテーマ、魔女宅の「海の見える街」等が良い例です。日本国民であれば一度は聞いたことがあるでしょう。俺もこれらジブリ作品の何曲かは、スコアを見ずにフルートで演奏できたりもします。もう、それぐらい好き。


で、半ば神格化したこのコンビですが、俺の中にそれに匹敵する人達がいるんですね。


それが先に挙げた新海誠氏と天門氏のコラボレート。
http://www.youtube.com/watch?v=Ob39NFBJiZI


公式ページでも流れますが、バイオリンが奏でるメインテーマ、この映画の物悲しさを見事に表現してます。


劇中にヒロインのサユリがバイオリンでこの曲を演奏するシーンがあり、その曲に合わせて夕暮れの学校内が描かれます。それは体育館でバスケをする生徒達であり、廊下で教師とすれ違う生徒であり、壁にかけられた鍵束であり。。。


誰もがいつかどこかで見た、聞いた、感じた、そんな風景。心の奥、最も深い部分に眠っていたの記憶を呼び起こすような、そんな懐かしさ。それは映像と音楽の見事なまでの一体感があるからこそ。


このシーンの素晴らしさは、実際に見ないとお分かりいただけないでしょう。俺の貧相な文章ではとても表現できません。てゆーか、表現するのも恐れ多い(笑。


そんな新海氏と天門氏が再び組んで制作中なのが「秒速5センチメートル」。
http://5cm.yahoo.co.jp/


予告編はご覧いただけたでしょうか。いや、山崎まさよしじゃない方(笑。たった45秒、しかもピアノだけです。それだけでも心に染みる旋律。


つーか、来春まで待てないんですが。うぅ、アニメを見るために映画館に行くのか、俺は。。。


新海氏と天門氏、まだ世間一般には広く知られてはいません。俺も人との会話でこの名前はまだ出せません。でも、知れ渡るもの時間の問題でしょう。俺はこの二人が宮崎監督と久石譲氏と同じ立ち位置までくるのにそう時間はかからないと確信しています。こんな素晴らしい作品を作る二人を、世間がこのままにしておくはずがない。


普通の人との会話の中でこの二人のことを話せる日がくるのが楽しみです。すんげー語っちゃいそう(笑。


…なんか今夜は新海氏・天門氏の話だけで終わっちゃいました。残りのムービー制作集団の話はまた今度。


今晩はこんなとこで。


では、またノシ